菅さんが日本の携帯料金は高いとかねてより主張しており、『docomo』『au』 『softbank』の携帯大手3社が値下げをしない場合、電波利用料の見直し、値上げを検討すると述べました。
電波利用料とは、携帯電話会社やテレビ会社などの無線免許保有者に対し、国が納付を義務付けているものです。
もしこの電波利用料の引き上げが行われたら、我々の使用している携帯料金は上がるのか?下がるのか?
国民にとってメリットはあるのかを調べてみました。
電波利用料の引き上げで携帯料金は上がる?下がる?
携帯などの電波は公共のもので、その電波を携帯会社に提供しているので、国民にとって便利で安いという事は極めて重要なことだと菅さんは述べていました。
そしてもしそうならなかった場合は、電波利用料の引き上げを検討するという事を言ったという事は、電波利用料が引き上げられれば、国民の携帯料金の負担は下がるという事なのでしょうか?
スマホジャーナリストの石川 温さんはこの発言について次のように述べていました。
菅さんはなぜか電波利用料の値上げに言及。しかし、値上げすれば携帯電話会社にとって、コストになり経営の負担が増す。コストが上がれば、携帯電話料金の値下げどころか、値上げにつながる。なぜ、菅さんは携帯電話料金の値上げにつながるようなことを言うのか。真意が全く見えない。
確かに石川さんのおっしゃる通り、普通に考えて電波利用料が上がれば携帯会社の負担が増えるので、そのしわ寄せが携帯利用者へくるのは間違いなさそうですよね。
そんな事がわからないような方ではないので、電波利用料の引き上げ発言は、携帯会社へ携帯料金を下げないと電波利用料を上げちゃうよ!という脅しのようなニュアンスなのではないでしょうか。
なので、電波利用料の引き上げで携帯料金は上がる?下がる?という件に関しては、『上がる』と思って間違いなさそうですね。
電波利用料の引き上げで国民にメリットはあるのか?
もし電波利用料が引き上げをされたら、携帯料金は上がってしまう可能性が高いので、国民にとってはデメリットになってしまいますね。
では、それ以外でなにかメリットとなることはあるのでしょうか?
考えられるとすれば、電波利用料を引き上げると、携帯会社などから国への納付金額が上がるため、国の収益が増えます。
そうなれば、電波関係のインフラにつぎ込める予算が増えるので、携帯の電波の拡大で今まで入らなかったところで電波が入るようになったり、通信速度が速くなり、画像や動画の表示が今まで以上にスムーズになるなどのメリットが考えられます。
しかし、一般の意見としては、やはり毎月の携帯料金が下がる方が嬉しいのではないでしょうか。
最後に~もしかしたらの弊害
菅さんが述べた、電波利用料の引き上げが本当に行われてしまう事になると、我々国民の携帯料金が上がってしまう可能性が高くなってしまうので、実行されることがないことを祈ります。
あと、これは菅さんの発言について皆さんの意見を調べているときに複数の人が書いていて気になったことがあります。
それは、もし電波利用料が上がれば、テレビ局などの負担も増える事になるので、例えばNHKの料金が上がったり、BSやCSといった衛星放送の料金も上がってしまうのではという意見がありました。
電波利用料を携帯関連だけでなく、一律の見直しという事になれば、上記のような弊害も考えられますよね。
もしそうなってしまったら何が何やら・・・。
今は携帯は一人一台の時代ですので、もし携帯料金が下がれば家計の負担が大きく下がるので、何かしらの方法で携帯料金が下がってくれればと思います。