2000年前半頃からバンクシーというアーティストの名前が知られるようになってきました。
しかし、バンクシーとは誰なのか?名前は聞くのですがその正体は未だに不明とされています。
というのも、バンクシーは各国の街中に誰にも見られないうちに作品を残したり、美術館などに許可なく自分の作品を置き去りにしたりと、公式的に残している作品がほとんどないからです。
そしてその作品が最近とんでもない値段でオークションで落札されており、正体がわからないのであれば落札金額は誰に支払われているのかとSNSで話題になっています。
その正体をめぐって色々な憶測が語られ、日本人の可能性もあるのではないかともいわれているので、バンクシーとは誰で、日本人の可能性はあるのか、その落札金は誰の手に渡るのかを調べてみました。
バンクシーとは誰?日本人の可能性はあるのか調べてみた
まずはバンクシーとは誰なのか?日本人の可能性はあるのかという疑問について調べてみました。
バンクシーとは誰なのか調べてみた
バンクシーとは誰なのかという話題は約20年ほど前から議論されていますがまだ答えが出ていません。
世界各地に壁画などの作品を残しているのですが、人物については公式な発表がないからです。
そして、残された作品自体にもバンクシーのサインなどは残されていないのですが、バンクシーが描いた作品は自身のホームページや、最近ではインスタに必ずその作品をアップしているので、バンクシーの作品かどうかを判断できます。
作品のタイトルなどもその投稿にて判明しています。
>バンクシーのインスタグラム
実はバンクシーはメディアのインタビューなどを受けた事もあるのですが、メールや電話のみで姿を現したことはありません。
バンクシーは日本人の可能性はあるのか調べてみた
次に、バンクシーは日本人の可能性はあるのかについて調べてみました。
バンクシーが日本人かもしれないと噂になった理由としてですが、バンクシーはその画力やデザイン力が認められナイキやマイクロソフトなどの超大企業からのオファーを断っているのですが、2002年頃に日本のアパレルメーカーのTシャツをデザインしてるんです。
ナイキやマイクロソフトのオファーを断っているのに、日本のアパレルメーカーにデザインを提供してくれたとなると、何かあるのではないかと思ってしまいますよね。
ですが、調べていくうちにわかってきたことがあり、確定ではないのですが、日本人ではない可能性が高い情報がいくつかみつかりました。
バンクシーの可能性が高い人物
正体不明の人気アーティストのバンクシーですが、実際に公表されたわけではないので確定ではないのですが、実は限りなくこの人なんじゃないかという人物がいるんです。
その人物ですが、イギリスの『Massive Attack』という音楽ユニットのメンバーの一人で、3Dと呼ばれている『ロバート・デル・ナジャ』という人物です。
何故かというと、世界中でバンクシーの個展が開かれるタイミングや、ストリートアートが見つかるタイミングが、Massive Attackの音楽活動のタイミングとかなり一致しているというのです。
それに加え、観光客が写した写真も話題になっています。
それがこちら
これを映した観光客は、ブロックアートをしてる人がいるなーくらいの感じで写真を撮ったらしいんです。
上の方で、バンクシーは作品にサインを残さないが、バンクシーの作品とわかるようにインスタに作品の画像とタイトルをアップすると言いましたよね。
なんとこの観光客が撮影したこの画がバンクシーのインスタにアップされたんです!
この風貌から元々噂になっていたMassive Attackの3Dの可能性がかなり高まったのに加え、とどめがきます。
イギリスの有名なグラフィティアーティストのゴールディーという方が、ある番組のインタビューでバンクシーについて聞かれ、その話に夢中になってしまった勢いでバンクシーの事を『ロバートは~』と呼んでしまったのです。
このロバートというのはMassive Attackの3Dの本名『ロバート・デル・ナジャ』。
ここまで出揃うと疑う余地もないくらいですが、それでも公式に発表はされていませんので、確定ではありません!
バンクシーの落札金は誰の手に渡るか
SNSではバンクシーの売れた作品の落札金は、どうやってバンクシーに支払われているのかという疑問が多く上がっています。
最近ではバンクシーの作品がオークションで物凄い価格で落札されています。
しかしバンクシー自体は正体を公表していないし、自身で作品を売ることはないと言われています。
バンクシーの取引されている作品は、例えば壁に描かれた作品は、その壁の所有者に許可をとり壁を取り外して販売されたり、バンクシーが知り合いにプレゼントした作品がオークションに出されたりしているとの事です。
なので、相当な金額の付く作品が多い中、バンクシー自身は一切その金額を受け取っていないとの事です。
もしかしたら裏で出品者と繋がっていたり、オークション業者と繋がっているとも噂をされていますが、真相は不明です。
こちらは約10億円で落札された、バンクシーの『SHOW ME THE MONET』という作品です。
モネの睡蓮をオマージュして描かれた作品で、不法投棄などの嘆きを訴えた作品と言われています。
【まとめ】バンクシーとは誰?日本人の可能性はあるのか落札金は誰の手に渡るか
もしかしたら日本人の可能性があるのではと一部で噂になっていたバンクシーですが、上記で調べてきた結果の証拠などを見ると、その可能性は非常に薄いのかなと思われます。
バンクシーのストリートアートは2019年に日本でも見つかっていますが、圧倒的にイギリス国内で見つかっている数のほうが多いんです。
日本人としては、世界的に有名で噂になっているバンクシーが日本人であれば、とても嬉しい事なんですが。
そしてもう一つ、SNSで疑問の多かった、落札金額はどうやってバンクシーに渡るのかですが、そもそも出品がバンクシーではない為、絵の所有者や壁の所有者の元に渡るという事でした。
この辺の無欲さがまた、バンクシーの人気のあるところなのかもしれませんね。
できる事なら今まで通り世界中の夢を守ったまま、正体があばかれずに活動してもらいたいなーと思います!
最後にバンクシーの公式ウェブサイトのURLを貼っておきますね。
この公式ウェブサイトにはバンクシーの最新作の画像がトップページに、一枚でかでかとあるだけでその他の項目は一切ないトップページのみになっていて、この辺の演出もいいなーと思いました。
>バンクシー公式ウェヴサイト